パニック障害の原因についてはまだ完全には解明されていませんが、
パニック障害の発症原因はうつ病と同じく、脳内の神経伝達物質
セロトニンのバランスの乱れが関係しているということが分かっています。
【人間の脳について】
※人間の脳には、140億個ものニューロン(神経細胞)があり、複雑な
ネットワークを形成してさまざまな情報の伝達を行っています。
【神経伝達物質とは】
※神経伝達物質は、現在、30種類ほど確認されていますが、パニック障害に
関係があると考えられているのは、ノルアドレナリンとセロトニンです。
〔パニック障害を引き起こす脳の仕組み〕
@脳の青斑核がエラーを起こして、必要もないのにノルアドレナリンを放出する
A大脳辺緑系の異常興奮が視床下部に伝わり、パニック発作(自律神経症状)
を引き起こす
B興奮が予期不安を引き起こす
C興奮は前頭前野に伝わり、広場恐怖を引き起こす
■まとめ■
【パニック障害の原因】
脳のシステムエラーによる、神経伝達物質の分泌異常
【パニック障害の原因はこんな事が引き金になる事もある】
●強烈なストレス
●小さいころの喪矢体験や虐待を受けた体験
●遺伝
●ホルモンバランスのくずれ
●喫煙
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