〔パニック発作〕〔予期不安〕〔広場恐怖〕
パニック発作が起きると、ほとんどの人は救急外来や内科を受診します。
でも、そのころになると発作はすでにすっかり治まっている事も多いのです。
なので、身体的な異常はみつからない事が多い事から、はっきりした診断が
つかない事がほとんどのようです。
そのため、不安は解消されずに、パニック発作を防ぐ事ができないという事が
多くあります。
何回か発作を繰り返すと、いつどこで起きるか予測できません。
「また、起きたらどうしよう」というように、不安でたまらなくなるのです。
これが、予期不安です。
このように、パニック障害では、パニック発作に続き予期不安が起こるのが
特徴となります。
◆1度発作が起こると以下のような事が心配になる
・発作で死んでしまうのではないか?
・発作で失神するのではないか?
・発作で気が狂ってしまうのではないか?
・発作を起こして人に迷惑をかけるのではないか?
・発作を起こしても誰も助けに来てもらえないのではないか?
・発作を起こして恥ずかしい思いをするのではないか?
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