パニック障害を治癒に導くためには、家族の理解と協力が不可欠です。
パニック障害について正しい知識をもち、その症状や患者の苦しみに
共感を示して温かく見守るようにすることです。
パニック障害では、明らかな身体的異常が見つからないため、仮病や
ヒステリーではないかと誤解しがちになります。
こうなると、患者は孤立感を深めて、ますます病気が悪化してしまいます
のでここは注意をしておいてください。
家族の理解がなによりの薬になるということを肝に銘じることです。
できれば診察に同行してあげる事で、患者の様子を客観的に医師に
伝えることができますし、また、一緒に医師の説明を受けることによって
病気に対する理解も深まります。
その際に、気がかりなことや接し方について、具体的なアドバイスを
受けるといいです。
場合によっては、医師から治療への参加を求められることもあります。
患者の信頼する人に治療を補助してもらうと、より高い効果が期待できる
からです。そんなときは、快く協力してあげる事!
患者とともに病気と闘う気持ちをもつことが大切です。
必ず治る病気なので、そのことを頭において、やさしく見守ってあげる事が
何より大事です。
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